~建築士が語る部屋~

地震の際に・・・

3月 27th, 2011 きっペー

3月11日に起きた東北太平洋沖地震の映像を見ていると、地震の揺れの恐ろしさも感じますが、津波の怖さをまじまじと感じてしまいます。

現在の住宅は耐震基準が建築基準法によって設けられています。

しかし今回の被害が拡大してしまったのは、誰も予想だにしなかった大津波でした。

釜石湾の入り口に南北からせり出した防波堤は、長さが2キロ高さが8メートル近く、厚さは何と20メートルの巨大な防波堤だったのです。

深さは    最も深い部分で63メートルあり7000万立方メートルものコンクリートが防波堤を支える土台として海底に沈められているのだとか。

こんな頑丈で高く頑丈に造られていた防波堤をいとも簡単に破壊して、内陸に何キロにもわたり傷跡を残したのですから想像を絶します。

これでは耐震性の基準が満たされていたところで、津波に襲われればひとたまりもないのです。

津波が去った後で残ったのは、わずかにコンクリート構造の建物だけの映像でした。

地震の影響は揺れや火災などの他にも、北の方では、雪崩などもあります。

今現在も復旧作業や、行方不明者の捜索が自衛隊などを中心に行われていますが、日本は地震の多い国です。

いつ自分が同じ被害にあうかもしれません。

新潟で新築を建てようと考えている親戚も住宅の耐震性だけではなく、どこに家を建てるかなども考え直さなければいけないと感じているようです。

私の住んでいる近くにも海岸がありますので、いざという時の避難経路はどうするのか?家族との待ち合わせ場所はどこにするのか?

ITの時代と言われていますがいざという時には連絡が取れなくなってしまいます。

もしもの時を考えて準備をしておきましょう。

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