~建築士が語る部屋~

地震に備えて

4月 28th, 2013 きっペー

  東日本大震災から2年、いまだに余震が続き、まだまだ地震活動は終息する気配なく、心配されておられる方も多いのではないでしょうか。

 日頃から自分たちで防災意識を高めておくことが大切です。自宅で過ごしている際に大きな揺れを感じた時に、まず何をするべきかも抑えておく必要があります。

 大きな揺れを感じた時は、まず自分自身の身体を守ることです。机の下に身を隠す。座布団やクッションなどで頭部を守るなど安全の確保が大事です。大きな家具や窓ガラスの近くに居ては危険です。転倒や割れた破片により怪我を負ってしまうからです。

 次にガスの元栓を閉めるなどの火災の原因になるものに対する対応や、避難経路の確保をします。扉は開けておくようにしましょう。建物の歪みにより扉が開かなくなることを防ぐためです。大きな地震の後は再び余震がきます。幾度となく大きな揺れが生じることで建物に歪みが発生してしまいます。

 頭では理解しているつもりでも、突然大きな揺れに見舞われると、人は動揺して冷静な行動を取れなくなってしまいます。

 わたしの知り合いが、最近、埼玉注文住宅を建てたのですが、関東の直下型地震に備えて、転倒の恐れのある大型家具を置かなくて済むように、初めから造り付けするようにしたと言っていました。キッチンは壁に添って一面が食器やキッチン家電の為の造り付け収納になっています。リビングや子供部屋も壁の一面がすべてクローゼットです。寝室には広めのウォークインクローゼット、廊下には2帖ほどの納戸を設置したという徹底ぶりです。

 倒れてくる危険性のある家具がない暮らしは、それだけで気持ち的に安心度が高まったと言っていました。

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