~建築士が語る部屋~

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12月 1st, 2012 きっペー

先日、ニュースで、東日本大震災以降、東京の豊洲や東雲の不動産価値が上がっていると、報道していました。

東日本大震災では、さまざまな被害がありました。まず、激しい揺れによる倒壊、半壊です。津波による被害は甚大なものがありました。さらに、千葉県浦安市では液状化現象の大きな被害がありました。液状化現象は、三角州や埋め立て地などで起きますが、反対に、三角州や埋め立て地なら必ず起きるのかと言うと、そういうわけではありません。

今回の東日本大震災でも、千葉県浦安市では甚大な被害が出ましたが、東京都江東区豊洲や東雲ではあまり被害が出ませんでした。新しく埋め立てられた地域では、液状化現象に対する対策が研究され、工法が開発、実施されています。それが被害の差となって現れたようです。豊洲や東雲などは、地域の再開発が進み、大型の商業施設やマンションなどが充実してきました。都心からのアクセスが良いことも人気の理由です。

私の友人は、東日本大震災のとき、豊洲のマンションに住んでいました。当時、帰宅難民があふれ、都心から何時間も歩き続けて、やっと自宅に辿り着いたという人が多くいました。彼女の場合、比較的、簡単に帰宅することができました。また、近隣で、液状化現象の被害も聞かず、同じ埋め立て地の浦安に住んでいた友人とは、帰宅時間も被害も大きな差があったそうです。最近の不動産情報でも、豊洲や東雲が注目され、特集が組まれたりしています。人気が出る理由は、時代や流行にも左右されますが、やはり、アクセスと不動産価値におうところが大きいです。こういう大震災などがあると、その被害状況などで不動産価値も大きく変動していきます。これは、誰にも予想できないことかもしれません。

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