~建築士が語る部屋~

インナーテラス

4月 16th, 2017 きっペー

インナーテラスとは、室内と屋外を繋いでくれるスペースのことです。屋外にいるような開放感や自然光溢れる明るさを確保しながらも、雨が降った際には濡れることはありませんし、夏の暑い日差しを避けることができしっかりとプライバシーを確保できる魅力的なスペースなのです。

最近では、リビングに隣接させたインナーテラスを設ける家庭も多いのです。庭で過ごしているかのような気分を味わえますが、雨や夏の暑さなどの直接的影響を受けないため庭よりも過ごしやすいとも言えます。私の友人は、洗面室の横にこのインナーテラスを設けています。ここを洗濯物干し場として利用しているのです。雨や雪など悪天候時でも洗濯物を干すことができますし、花粉の飛散や大気汚染物質の飛来なども気にしなくてもいいので毎日の家事を円滑に行えるのです。急な雨でも対応できる洗濯物干し場があると便利なのです。

プライバシーをしっかりと守ることができ、屋外の開放感を思い切り感じることができるインナーテラスは活用法も様々です。テーブルやイスを置き、読書をしながらお茶を飲んだり、非日常的な空間が広がることで贅沢な時間が流れます。庭との一体感と室内との一体感を大事にできるインナーテラスはこれから益々人気を高めていきそうです。家で過ごす時間はつい室内ばかりに目がいきがちですが、屋外にも目を向けより居心地が良く、特別な一時が味わえるインナーテラスを設けて、ワンランク上の家造りをしたいものです。

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素材に重視した家

2月 24th, 2017 きっペー

長年に渡って住み続ける家にするには使用する素材は大きく影響してくると思います。住宅の耐久性だけでなく住宅の快適性というものも非常に大事です。だからこそ住宅に使用する素材にこだわった家造りをしたいと思っています。健康で暮らせて長持ちする家であるという安心感を得られる家を追求したいのです。

壁には珪藻土と言われるものがいいと思っています。珪藻土は梅雨時期など湿気が多い時期は湿気を吸収し、冬の乾燥時期には湿気を吐き出す性質があります。また脱臭機能もある優れものだけに住宅の壁は珪藻土を使用したいと思っています。また内装や床材に使用する木材は無垢材をふんだんに使用したいと思っています。木のぬくもり、肌触りや感触を重視するなら無垢材がいいと思います。桐の無垢材を使用した収納スペースを設けたいとも思っています。木、紙、土、石といった自然素材に包まれた家は居心地やよく健康で安心して暮らせる家となること間違いありません。

最近ではシックハウス症候群で健康を害する家も多くなってきています。使用する建材や家具などの接着剤に含まれる有害な化学物質によって住人が頭痛、目のかゆみ、咳、鼻水、めまい、皮膚トラブルなど様々な症状を引き起こるのです。大量生産しコストを優先することや、高気密・高断熱化が進み化学物質を含有した建材が多く用いられることで室内の空気が汚染されてしまうのです。せっかくのマイホームでこのような環境で健康で安心した暮しができるでしょうか。今一度素材にこだわった家族が健康で安心した生活を送れる家を目指したいものです。

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理想のキッチン

11月 14th, 2016 きっペー

私は料理を作ることも、食器洗いも家事の中では好きな仕事です。そのため一日のうち大半をキッチンで過ごしています。現在は賃貸住宅に住んでいるのでキッチンが自分の理想とかけ離れていて、不便さを感じることが多々あります。近く新築住宅を建てようと考えているのでその際にはぜひ自分の理想のキッチンを手に入れたいと思っています。

まずキッチンのスタイルが重要だと思います。私はキッチンで一人きりの孤独な状態は苦手なので、ダイニングやリビングに居る家族が目に入るようにアイランド型キッチンにしたいと思っています。アイランド型キッチンにはモーニングカウンター付きがいいなと思っています。

朝食時や子どものおやつタイム、私の家事の休憩にもってこいのカウンターがあることで家事を効率良く行えると同時に、忙しい朝でも家族と顔を合わせコミュニケーションの場となるからです。調理したものをすぐに食べてもらえるということ、わざわざダイニングのテーブルまで運ぶ手間を省けることも設置したい理由です。朝は時間との戦いです。少しでも手間を省け無駄な動きをせずに済むようにしたいと考えています。

また長時間いる場所なだけに常にきれいで居心地のいい場所にもしておきたいと思っています。アイランド型のオープンキッチンにすることで家族や、急な来客者にもキッチンを見られてしまいます。それが嫌でアイランド型のオープンキッチンを避ける人も多くいると思うのですが、私はあえてそうすることでいつもきれいなキッチンを維持できると考えています。いつ誰から見られてもキレイでオシャレなキッチンを保ちたいと思っているのでまさに私には理想のキッチンスタイルとなりそうです。

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玄関を美しく保つには

8月 24th, 2016 きっペー

玄関は住宅の顔とも言われる部分です。家族が毎日出入りをする場所であるだけでなく、家に来たお客様がまず最初に足を踏み入れる場所でもあるのです。住まいの第一印象を決める大事な場所である玄関は、常に美しく保ちたいものです。しかし現実には家族の靴が脱ぎっぱなしになっていたり、外で使用したベビーカーや三輪車、スポーツ用品や旦那さんのゴルフ用品まで玄関内やポーチ部分に置きっぱなしになっていることも多いのです。このように玄関が片付いていない時に限って急な来客者も多いものです。バタバタ片付けて対応するという経験もあるのではないでしょうか。

玄関に靴や物が散らからないようにするにはシューズクロークの存在が大きいです。最近では当たり前のように玄関横にシューズクロークが設けられています。靴や傘を収納できるだけでなく、外で使用する物で室内に収納しておくことができないものを、スッキリと片づけられる土間収納スペースも完備されたシューズクロークが大変人気です。土間収納スペースがあれば、外で使用して汚れていてもそのままサッと片づけられるというのが一番の魅力です。大型のシューズクロークがあれば、急な来客時でもサッと物や靴をしまえるので重宝します。

家族の靴はオープン棚に並べて整理しておきます。どこにどの靴があるかが一目で分かるだけで物の管理がしやすいですし、オープン棚なので出し入れもしやすいのです。子どものおもちゃや三輪車、ベビーカーに旦那さんのゴルフ用品など大きさのある物も片づけられます。我が家はこのシューズクロークから室内へ入れるように動線を確保しています。シューズクロークと室内をスムーズに繋ぐことでより玄関周りの物を片付けやすくなりますし、室内のものまでシューズクローク内に整理することができるのです。美しい玄関にするにはシューズクロークの存在が大きいのです。

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勾配天井の子ども部屋

7月 14th, 2016 きっペー

我が家には4歳と2歳の子どもがいます。子ども達がまだ小さいためそれぞれの個室を設けるのではなく、広々ワンルームの子ども部屋を設けました。将来的に成長して、個室を必要とし始めたらこのワンルームを二つの個室に分ける予定です。ワンルームの広さは10帖です。個室に分けたら一部屋5帖の広さです。

個室になった時に狭さや圧迫感を感じないようにするために子ども部屋には勾配天井を取り入れました。天井が高いことで個室になった時でも開放感さえ感じられるほどなのです。この勾配天井を活かしてロフト収納を設けました。子どもが成長するにつれて、収納しておかなければいけないものは増えていきます。捨てたくても捨てられないものも増えていきます。空間は個室になり狭くなるにも関わらず、物が増えていけば子ども部屋は物で溢れ、勉強に集中することも、ゆっくりと休息することさえできないのです。これを避けるためにロフト収納を設けたのです。

増えていくものをきちんとここに整理するのです。そうすれば広さに限りのある5帖の部屋でも快適な空間が広がるのです。現在はここにまだほとんど物が収納されていません。この隠れ家的な空間が子ども達の遊ぶ心をくすぐり、絶好の遊び場となっています。しかし気になるのが、勾配が急なハシゴで行き来をすることです。2歳の子どもが行き来をする際には少々心配ですし、物を収納する際も、大きさや重さのある物を出し入れする時は一人ではできないと思います。ロフト収納を設ける際には行き来をハシゴでするよりは、固定階段で行き来ができるロフトの方が良かったなと少々後悔しています。

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ニッチ

6月 9th, 2016 きっペー

住宅に希望したことの一つにニッチがあります。最近このニッチは多くの住宅で取り入れられています。ニッチとは壁の厚みを利用して壁面を円形や方形にくぼめた部分のことを言います。このくぼめた部分を飾り棚としたり、物を収納できる収納スペースとして活用させるのです。古材を取り入れニッチのアクセントとしたり、モザイクタイルを使用しオシャレ度の高いニッチを取り入れる人も多いです。

柱や筋交のない部分に設けることができるので、サイズが希望通りにいかないこともあります。壁の厚みさえも有効利用させることで住宅のデッドスペースを生まない、満足度の高い家を実現できるのです。我が家に設けたニッチは、LDKの中心の壁にリモコンニッチ兼飾り棚のニッチを設けました。壁には照明スイッチをはじめ、給湯スイッチ、インターホンモニター、太陽光モニターなど取り付けるものが多いです。これらをニッチ内に収めることでごちゃごちゃした印象になるのを防げ、スッキリとした印象を与えられます。

リモコンニッチの上下には飾り棚のニッチを設けているので、LDKをよりおしゃれに素敵な空間が広がるのです。そしてキッチン前に設けた腰壁に2ヶ所ニッチを設けました。一つのキッチン側に調味料入れのニッチを設けました。今まで作業スペースに並べられていた調味料を、このニッチに収納することで、作業スペースを広々と利用できます。そしてもう一か所はダイニング側にマガジンラックとしてのニッチを設けたのです。散らかりがちな新聞や雑誌を整理するにはピッタリでこのニッチも重宝しています。壁の厚みを大いに利用してデッドスペースゼロの家を目指したいものです。

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キッチン収納

4月 9th, 2016 きっペー

キッチンには調理道具やプライパン、お鍋などさまざまなものを収納します。そこで最近ではしまうものに合わせた収納機能が登場しています。例えば菜箸やお玉などの長いものは立てて収納することで、取り出しやすく、しまいやすくなります。またフライパンやお鍋は、柄の部分がつかみやすくなる収納になっているのです。このようなキッチン収納であれば料理の効率も高まり家事がより楽しく感じられるようになることでしょう。

そして最近では吊り戸棚を無くし、LDKの一体感を高めた間取りが人気となっています。吊り戸棚の必要性は低いと私は思います。私が以前住んでいた住宅には吊り戸棚が設けられていました。広さに限りのあるキッチンであればこの吊り戸棚がないと、キッチンで必要な物が収納しきれないということもあるかもしれません。

しかし吊り戸棚は、物を出し入れしづらく、一番上の棚には何を収納しているか把握しにくいのです。このような収納スペースは不便なので必要性も下がってしまいます。もし吊り戸棚を設ける場合には、目線の高さまで上下に動かすことのできる機能性に優れた吊り戸棚を取り入れましょう。このような吊り戸棚であれば一番高いところに収納したものでも把握しやすく、物の出し入れもしやすくなります。手で動かす手動式のものと、スイッチ一つで動く電動式の吊り戸棚があります。

そして最近ではキッチンにパントリーを設けるのが当たり前のようにもなっています。食材を大容量に収納できるだけでなく、キッチン雑貨などもきちんと管理できるパントリーがあるとキッチンをより広々とさせることができます。キッチン内を広々とさせることで、キッチンでの動きをスムーズにしてくれ、家事の効率もグンと高まるのです。キッチンの収納に注目してみて下さい。

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可動間仕切り収納

3月 1st, 2016 きっペー

我が家は可動間仕切り収納を子ども部屋に取り入れました。それは子ども部屋が一番変化が求められるからです。子ども部屋は子どもの成長過程によって求められるあり方は変わってきます。子どもがまだ小さい時は、広々と走り回れる子ども部屋が理想的です。それぞれの個室を予め設けておくよりは、広々ワンルームでのびのびと遊べる子ども部屋であると、お友達との遊びもより楽しくなります。

小学生頃になると、兄弟姉妹で遊んだり、勉強をしたり、寝たりと共に過ごす時間を大切にできる空間が広がるのです。中学生頃になるとそれぞれの個室を必要としてきます。その時この可動間仕切り収納を利用して、広々ワンルームから二つの個室に分けるのです。将来的に二つに空間に分けることを想定して出入りするドアや窓、照明やコンセントは予め二部屋分設けておくのです。このようにしておけばいつでも簡単に空間を分けることができるのです。簡単に移動でき、また空間にピッタリになるようにオーダーメイドすることができ、空間をアレンジしやいのです。

間仕切りでありながらも収納機能が備わっているため、衣類や勉強道具しっかりと片付けられます。個室としてそれぞれの時間を過ごすことができるのです。そしてより成長すれば子ども達は巣立っていきます。巣立っているとこの子ども部屋は必要なくなります。この可動間仕切り収納を利用して空間の広さを自由にアレンジし、収納部屋と趣味部屋を設けるのもいいですし、子ども達が帰省した時に寛げるように広々ワンルームに戻すこともできるのです。変化に対応するにはこの可動間仕切り収納がおススメです。

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ニッチのある家

1月 19th, 2016 きっペー

最近住宅で多く取り入れられているものの一つがニッチです。ニッチは壁の厚みを利用して飾り棚を設けたり、収納スペースを設けることができます。我が家の新築住宅にもこのニッチをできるだけ多く取り入れてもらいました。まず玄関入って正面の壁に飾り棚としてのニッチを設けました。ここにこのニッチを設けたことで玄関のアクセントとなり玄関を華やかな印象にしてくれています。夜でもここに飾っている雑貨が引き立つように、ニッチの上部には照明を設けました。暖かい明るさが夜でも雑貨を優しく照らしてくれオシャレな玄関を演出できるのです。

そしてリビングにはリモコンニッチを設けました。リビングには壁に設置するスイッチが多いです。照明スイッチ、インターホンモニター、太陽光モニター、給湯スイッチとこれらをニッチ内に収めることで生活感を感じさせにくく、スッキリとした印象を与えてくれます。そしてキッチンの腰壁には調味料入れのニッチを設けました。作業スペースに並べられていた調味料をニッチ内に収めるようにしたことで、作業スペースをより広々と使え、調理もしやすくなりました。

そして同じ腰壁にはもう一か所マガジンラックとしてのニッチを設けました。ここには子ども達が描いた絵を飾ったり、散らかりがちな新聞や雑誌を片付けることができるのです。壁の厚みをいろいろな目的で使用でき、非常に満足度の高い家に仕上げることができました。壁の厚みというデッドスペースを大いに活用してほしいと思います。どこに設けても空間に全く圧迫感を与えないのが嬉しいですね。

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家事の効率が高まるカップボード

12月 21st, 2015 きっペー

キッチンに設置するカップボードは空間にピッタリに造り付けてもらいました。床から天井近くにまで広がるカップボードは何と言っても収納力抜群です。キッチンで必要な物をここに全て収納できることから、キッチンでの家事の効率が非常に高まっています。

扉三枚にも広がるカップボードの扉一枚分には食器を収納しています。普段使いするものから、使用頻度の低いものまで全てを収納しているので、用途に合わせてお皿選びがしやすくなりました。そして隣の扉一枚分には、キッチン家電を収納しています。日々使用する電子レンジや炊飯器はもちろんのこと、ホットプレートやたこ焼き器、フードプロセッサーなどキッチンで使用する家電をしっかりと収納できています。そして最後の扉一枚分はキッチンパントリーとして食品をしまうスペースとなっています。30キロのお米の袋のスッポリと入るパントリーは重宝しています。キッチンの床部分に物が散らかることがないので、家事が行いやすく、家事の効率も高まっています。

振り返るとキッチンで必要なものが一か所で収納されているので、ほとんど移動することなく必要な物を取り出せるのです。そして私が一番気に入っているのが、使用しない時や来客時にはすりガラスの扉で全てを隠すことができることです。特にキッチン家電などが目に入るとキッチンが一気に生活感を感じる空間になります。収納しているものが隠せることでスッキリとスタイリッシュなキッチンとなるのです。キッチンは女の城とも言われるだけに自分が居心地のいい空間にしたいものです。

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